「ママ大好き♡」 腕にアゴをのせて目をぱっちりと開けた桃子丸ちゃん(画像提供:ちくわMark2さん).jpg
「ママ大好き♡」 腕にアゴをのせて目をぱっちりと開けた桃子丸ちゃん(画像提供:ちくわMark2さん).jpg

うさぎは「表情が乏しい」「感情がわかりづらい」と思われがちですが、実はそんなことはありません。嬉しいときには目をぱっちりと開き、ご機嫌ななめのときは渋い顔になることも。そんなお手本のような変化を見せてくれた桃子丸ちゃん(2歳・女の子)が、今SNSで大きな注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザー・ちくわMark2さん(@Mark207970804)。ママに抱っこされてまん丸お目々をキラキラ輝かせる姿、そしてパパに抱っこされた瞬間に…一転、目を細めて暗い表情になる姿。そのわかりやすすぎる変貌をとらえた2枚の写真です。

抱っこされる相手によってガラリと態度が変わる衝撃ショットには、すでに9500件超の“いいね”が寄せられています。「差が!」「あからさますぎる」とツッコミが飛び交い、パパを気遣う声も続々。今回は、当時の様子を桃子丸ちゃんのパパに伺いました。

■推しはママ! 3階まで追いかける桃子丸ちゃん

ーー撮影時の状況について。ふだんからパパとママで反応が変わりますか。

「パパママの差はすごくあります。このときは、ママに抱っこされてナデナデしてもらいながらくつろいでいました。しばらくして、ママが携帯を見るために私が抱っこを変わったところ、機嫌が悪くなって…怒ったような顔になりました。すぐに逃げて、足ダン(※)連発されました」

(※うさぎの「足ダン」は、野生では仲間に危険を知らせる行動。家庭では「怒り・不満」「警戒・恐怖」、まれに「喜び」など、気持ちを伝えるサインとされている)

ーーこの光景を目にした感想は?

「ママが抱っこしていたときは、一緒に『桃ちゃんかわいいね』と話しながら和んでいたのですが、私に変わった瞬間、嫌がって逃げてしまって切なくなってしました。ふだん、私がケージの掃除などをしているのできっといつか懐いてくれるのではと…『もう家政夫でも良いよ』とも思っています。ママは『パパがかわいそうだからやめてあげてね』と桃子丸ちゃんにお願いしてくれました」

ーー表情だけでなく対応なども変わりますか。

「表情だけではなくリアクションも差があります。ママにべったりの子なので、お部屋で遊ぶときはママの後ろをついて回って、トイレまで一緒に入ろうとします。私も抱っこはできますが、短時間だけ。ママに抱っこされたときのように甘えてくつろいだり、『ナデナデして』とアゴをすりすりしたりはしてくれません。あきらかに相手によって変えているように思います。ちなみに、娘に対しても塩対応です」

ーー桃子丸ちゃんは、どのような性格か教えてください。

「我が家には5匹のうさぎさんがいますが、桃子丸ちゃんは一番の甘えっ子で普段からママにべったりです。性格はいたずら好きな元気な女の子で、よく食べよく遊ぶ子です。“部屋んぽ”などをして遊ぶときは、ママの姿が見えないと迎えに行くんです。家の2階で遊ぶのですが、ママの部屋がある3階まで階段を駆け上がって、ドアを爪でカリカリと引っ掻いてママを呼びます」

桃子丸ちゃんの“隠しきれない気持ち”がにじみ出る姿に、ついクスッとしてしまう声が寄せられています。

「差が激しい」
「わかりやすい」
「お目々の光が…」
「すごく不服そう」
「顔がぜんぜん違う」
「ママだ♡ パパか…」
「“別うさ”レベルですね」
「あからさますぎて好き(笑)」
「すごくわかりやすい表情ですね」
「こんな険しいお顔になるとは! パパさんショック」

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)