特売で白菜を買うも、時間を勘違いしており講義に間に合わなかった友人(大森かなたさん提供)
特売で白菜を買うも、時間を勘違いしており講義に間に合わなかった友人(大森かなたさん提供)

寒い日には、温かい鍋を囲んで食べたいと思う人は多いでしょう。コミックDAYS(講談社)にて『ウリッコ』の作画を務める漫画家・大森かなたさんが「女子2人、レオパ〇スで鍋食べるとこうなる」と称してX(旧Twitter)に投稿した作品では、1Kルームでの女子大生たちの様子が描かれています。同作は約7,500いいねもの注目が集まりました。

ある日、女子大生の向井は講義を終えると、突如白菜を持った友人から声をかけられます。講義の時間を勘違いしていた友人は、向井に「このあと暇?白菜食べようや!さびーから!!」と自宅に誘いました。

1Kの友人宅にたどり着いた2人は、せまい台所で鍋作りをはじめます。調理スペースがないため、友人はダンボールを開いて白菜を切りはじめました。そして冬の冷たい水道を我慢しながら、2人は白菜を洗っていきます。

その後向井は台所が狭いので手伝わなくても大丈夫と言われたため、2人分のお酒を買いに行きました。向井が友人宅へ戻ると、どこからかいい香りが…友人お手製のフライパンで作った『白菜と豚肉のミルフィーユ鍋』の完成です。

2人はさっそく、アツアツのミルフィーユ鍋を堪能します。買ってきたお酒も手が進み、楽しい夕飯の時間を過ごしました。途中、向井は友人に「1Kの部屋ってさ、2人で住…」と話しかけますが、チャイムが鳴り話は遮られてしまいます。向井は続きを話さないまま、お酒を飲み干すのでした。

同作に対して、読者からは「自分も似たようなことやったことあるなあ」「生活感にあふれた描写がとっても良い!」などの声が挙がっています。そこで、作者の大森かなたさんに話を聞きました。

■当時住んでいたアパートを題材にして描いた

-この作品を描いたきっかけについて教えてください

このアパートを題材にして漫画を書きたいと考えていたところに、ちょうどコミティアがあったので合わせて書きました。

-作品を描くうえでこだわった部分はありますか

洗った白菜を置く場所が食器棚しかないなど、実際に自分が料理した時に感じたことをそのまま使いました。

-同作以外で最近発表された作品があれば教えてください

コミックDAYSで連載中の「ウリッコ」作画担当をさせていただいております。単行本が2巻まで発売中ですので、ぜひよろしくお願いします!

(海川 まこと/漫画収集家)