老人化した高橋一生
老人化した高橋一生

生まれは3歳まで暮らしたハワイ。

「ハワイは虹がよく見えて、虹には人を幸せにする力があるそうです。それにちなんで虹子(にこ)。人を幸せにする子になってほしい、という意味が込められています」

■注目の新人17歳

4月10日公開の映画『脛擦りの森』で高橋一生の妻役に大抜擢された17歳、蒼戸虹子。誰からも好かれる“完璧な美少女”を演じた、2025年12月公開の映画『白の花実』でスクリーンデビューしたばかりの注目の新人だ。

家族揃って映画好き。コロナ禍のステイホームをきっかけに、蒼戸も自宅で浴びるように映画を観たという。琴線に触れたのは『サマーフィルムにのって』『子供はわかってあげない』『カモン カモン』など自分と近しい世代の物語だ。

「こういう世界に自分も入ってみたい」

俳優業に挑戦することにした。

■バンドで洋楽カバー

岡⼭に伝承される妖怪、すねこすりをモチーフにした愛の物語『脛擦りの森』では、高橋演じる謎の老人の若すぎる妻・さゆりを透明感たっぷりに演じた。

「高橋さん、そして黒崎煌代さんと一緒にお芝居している時に自然と役になっている感覚があって、それが凄く面白かったです。役を深掘りしていく事の難しさを感じる事もありましたが、それが面白さに変わる瞬間があって。俳優の仕事って凄いと実感しました」

趣味は作詞作曲してギターで弾き語りすること。最近は友人と2ピースバンドを組んで洋楽のカバー演奏にハマっている。

「ドラムをやっている友人とスタジオを借りて、アメリカ人アーティストのクレイロの楽曲をカバーしています。撮影した動画を見ながら『クオリティは高くないけれど意外と様になっている!』と大盛り上がり。『どんどんステップアップしていきたいね!』と練習に励んでいます」

バンド経験は俳優業にも活かせそうだ。バンド少女たちの奮闘を描いた『リンダ リンダ リンダ』(2005年)のような作品に挑戦してみたいという。

「『リンダ リンダ リンダ』は小学生の時に観て以来、ずっと大好きな作品。昨年夏に4Kバージョンで再公開された時は舞台挨拶付き上映を観に行ったほどです。いつか私も音楽系の青春映画に出演してみたいです」と夢は広がるばかりだ。

(まいどなニュース特約・石井 隼人)