みなさんは子どもの教育費として、どれくらい備えていますか。生命保険業を営むソニー生命保険株式会社が2026年2月、大学生以下の子どもがいる全国の20歳以上の男女1000人を対象に行った調査(インターネットリサーチ)によると、高校生以下または予備校生・浪人生の子どもを持つ親が、子どもの進学費用のために月々支出している金額は平均1万5684円でした。大学などの進学費用は「銀行預金」をあてると答えた人が最も多く、全体の半数以上にのぼりました。
■教育資金の備え:平均は月々15684円で昨年より4355円減少
はじめに、高校生以下の子ども、または予備校生・浪人生を持つ親751人に、進学費用のための備えとして毎月準備している金額を聞きました。その結果、最も多かったのは「0円」(36.4%)でした。次いで「30000円以上」(16.9%)、「20000円~29999円」(15.6%)、「10000円~14999円」(15.2%)と続きました。
世帯年収別に見てみると、世帯年収が1000万円以上の人の場合は、平均月額が20007円でした。
続いて、子どもの進学費用にあてる平均額の推移をみると、2026年が「15684円」と昨年の「20039円」から「4355円」減少しました。また、進学の備えとともに塾などの学校以外の教育費も減っています。物価上昇に伴う生活費の増加などで、子どもの教育に関する支出に回す余裕がないケースもあるとみられます。
■教育資金で奨学金や祖父母の援助を頼った親も一定数存在
さらに、高校生以下の子どもを持つ親748人に対し、大学などへの進学費用をどのように準備しているかを、複数回答で尋ねました。
最も多かった回答は「銀行預金」(53.3%)でした。次いで「学資保険」が38.5%、「資産運用」(株式投資、投資信託、NISAつみたて投資枠など)(25.3%)が続きます。
なお、投資信託やNISAなどの「資産運用」を選ぶ人は、年収が高い世帯に多い傾向です。年収800万円~1000万円未満の世帯で31.0%、年収1000万円以上の世帯は39.0%と、他の年収層より高い結果となりました。
次に、大学生などの親(予備校生、浪人生は含まない)249人にも同じ質問をしました。
最も多かった回答は「銀行預金」(61.8%)でした。2位は「学資保険」(39.4%)で、上位2項目は、高校生以下の子どもの親と同様の傾向が見られます。一方、3位は同率で「財形貯蓄」「資産運用」「奨学金」(9.6%)が並びました。
さらに、高校生以下の子どもの親との違いを見ると、「奨学金」と答えた割合は、高校生の親が3.2%だったのに対し、大学生などの親では9.6%と約3倍に増えています。また、「祖父母からの援助」も、高校生の親が6.8%、大学生などの親が9.2%で、大学生などの親の方が多い結果となりました。
一方、「資産運用」の割合は、高校生以下の子どもの親25.3%に対し、大学生などの親は9.6%にとどまっています。大学生などの親と比べ、高校生の親の方が資産運用に積極的な傾向がうかがえました。
【出典】
ソニー生命保険株式会社による調査























