半数以上が「できれば熟年離婚したい」と回答 ※画像はイメージです(years/stock.adobe.com)
半数以上が「できれば熟年離婚したい」と回答 ※画像はイメージです(years/stock.adobe.com)

既婚者向けコミュニティ『ヒールメイト(Healmate)』を運営するレゾンデートル株式会社(東京都新宿区)は、熟年離婚を望む人の「本気度」と「その理由」を深掘りした「熟年離婚」に関する調査結果を発表しました。それによると、半数以上が「できれば熟年離婚したい」と回答したことがわかりました。では、熟年離婚したいが「できない」とした人は、どのようなことが妨げになっているのでしょうか。

調査は、結婚して10年以上経つ全国の40~59歳の既婚男女720人(男女各360人)を対象として、2026年3月にインターネットで実施されました。

まず、「熟年離婚をしたい」と回答した人に「熟年離婚したい本気度」を尋ねたところ、「できればしたい」(51.1%)、「かなりしたい」(24.1%)、「たぶんできない」(7.5%)、「できない」(0.8%)、「わからない」(16.5%)という結果になりました。

これを男女別に見ると、「かなりしたい」(男性17.3%、女性28.4%)では女性のほうが多くなり、約1.6倍の差が見られました。一方、「たぶんできない」(同3.9%、9.9%)でも女性のほうが多くなっています。

さらに、世代別で見ていくと、「かなりしたい」(40代18.7%、50代31.0%)では50代が3割を占めた一方、40代では「できればしたい」(同60.0%、39.7%)が6割にのぼりました。

次に、「熟年離婚したい理由と本気度の関連性」を調べたところ、「お金の問題」を選んだ人は、「かなりしたい」(50.0%)が「できればしたい」(30.0%)を上回りました。

そのほか、「相手の不倫やモラハラ」を選んだ人では、「かなりしたい」(35.7%)が全体回答(24.1%)より上回りました。また「夫婦(家族)の役割に疲れた」を選んだ人では、「かなりしたい」の回答は見られないものの、「できればしたい」が9割を占めました。
熟年離婚に踏み切る動機としてはやや弱い印象の「恋愛をしたい」が理由の人の本気度は、「できればしたい」(66.7%)が「たぶんできない」(33.3%)を上回りました。

このように、熟年離婚したい理由による熟年離婚を望む本気度の違いが見られたことから「理由と意思の強さ」には一定の関連性があることがわかりました。

では、熟年離婚したいが「できない」人は、どのようなことが障壁となっているのでしょうか。

調査の結果、「経済的不安」(81.8%)が最も多くなり、「子ども」(36.4%)、「離婚成立までの消耗」(27.3%)が続きました。

これを男女別に見ると、女性は「経済的不安」と「子ども」、男性では「離婚成立までの消耗」が最多となり、女性は「離婚後の生活に関わる要因が、現実的制約として熟年離婚を懸念する」、男性は「離婚までの過程に伴う負担が、抑制要因として熟年離婚を懸念する」という傾向がみられました。