1杯5000円弱の高級コーヒーが、SNS上で大きな注目を集めている。投稿には1.5万件を超えるいいねが寄せられた。
きっかけになったのは、俳優の三嶋健太さん(@ActorKenta879)が
「まてまてまて…!!! 嘘やろ、、 銀座の珈琲店で、オススメ聞いて、世界で取れる貴重な豆で、っていう説明を受けて、それでお願いします!って言うたら…値段見るの忘れてて引くに引けず 持ってる手、震えるけどビビるくらいバカくそ美味い…… 今日、明日、飯抜きや。。」
と紹介したエピソード。
三嶋さんが訪れたのは、銀座にある純日本式自家焙煎コーヒーショップ「BONGEN COFFEE(ボンゲンコーヒー)銀座本店」。産地、品種、精製方法など基準である“スペシャルティコーヒー”にこだわる同店で提供されたパナマ産ゲイシャのラテは4790円と高額ながら、それに見合った感動をもたらしてくれたようだ。
SNSユーザーから
「値段より口に入れた瞬間の恍惚が勝ったんやな...わかるわかる」
「それ完全に銀座あるあるの流れで笑うけど、まずちゃんと値段は次から確認しような…ただそこまで震えるレベルのコーヒーなら、一回の体験としては逆にネタになるやつやと思う。今日はもう水飲んで乗り切れ」
「最近みんなコーヒーに出す金額を惜しまないらしく、大学生みたいな子が5000円超えを並んで飲むんですよ。私も震えます。そういうお店実はバンバンあって、むちゃくちゃおいしいのでハマってください!」
など数々のコメントが寄せられた今回の投稿について、三嶋さんにお話を聞いた。
--こちらのお店を利用された経緯は?
三嶋:近くで仕事の打ち合わせをしており、その際の雑談で「味はおいしいのに、オープンから長らくは知る人ぞ知るような、ひっそりとした珈琲店があったんだけど、そこが今や行列のできる珈琲店になっている。何事も、すぐにはうまくいかない。耐えて信じて続けることは大切だね」と言う話をお聞きして、そのコーヒーの味を知りたくなり、足を運びました。
--味わったご感想を、あらためてお聞かせください。
三嶋:今までにない、初めて味わうようなコーヒーで、一口飲むと味わいの余韻がいつまでも口の中に残りました。コーヒーのことはそこまで詳しくないのですが“耐えて信じて続けてきた”という話を聞いていたこともあり、とてつもなく深いコクを感じました。値段を忘れるくらいのおいしさでした。
--5000円近い価格については?
三嶋:「世界でも希少な豆」と聞いていろいろ妄想し、高額になるという説明も頭に入らず注文しました。そして、お会計で値段を見た段階では、引くに引けなくなっていました(笑)。それでも、この味わいと店の歴史に支払うなら惜しくないと思いました。
ただ飲みながら「一口ごとに数百円!?」と思うと手は震え、アイスなのに冷や汗をかいてしまいました(笑)。
--ご投稿に対し、大きな反響がありました。
三嶋:まさかコーヒーを飲んだだけの投稿でこんなに反響があり、インタビューを受けるまでになるとは思いませんでした。正直ビックリしました。
◇ ◇
BONGENCOFFEEを運営する株式会社座御堂の代表取締役副社長、白石紗希(しらいし・さき)さんにもお話を聞いた。
--三嶋さんの投稿は、ご覧になりましたか?
白石:拝見しました。あれから何人か投稿を見たお客様にも来ていただき、反響の大きさを実感しております。
--今回三嶋さんが飲まれたゲイシャについて。
白石:世界でもトップクラスのゲイシャを産しているパナマの農園のものになります。当店独自の焙煎、抽出方法にこだわった、雑味、渋みがなく、コーヒー本来の果実味が味わえる逸品です。
--価格について
白石:実はこの価格でも、そんなに利益は出ていないんです。品質のいいゲイシャは流通量が極めて少なく、当店は業者から大きな数量を押さえているので、なんとか提供できているという部分があります。1杯5000円近いと言うと、びっくりする方もいらっしゃいますが、三嶋さんのお言葉通り「高いけど最高」のコーヒー。ぜひ、多くの方にご体験いただきたいです。
◇ ◇
近年、静かなブームとなっているスペシャルティコーヒー。都市部を中心に数々の専門カフェが勃興しているが、中でもBONGENCOFFEEは自社ロースターや珈琲豆の選定、仕入れ、保管、焙煎まで全てにこだわった名店として知られる。浅煎りから深煎り、自然栽培珈琲豆から有機カフェインレスまで、さまざまな珈琲豆を扱っているので、ご興味ある方は、ぜひ足を運んでいただきたい。
なお、今回の話題のきっかけとなった三嶋さんは現在、『仮面ライダーゼッツ』(テレビ朝日系)の富士見鉄也役で活躍中。好評を得て、7月24日には映画『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』が公開されるということだ。「今回、お邪魔した珈琲店にストーリーがあったように、映画やドラマの世界も同じで、世に出るまでに、さまざまなストーリーがあります。誰にも見られていないときから、すごい人数のスタッフさんたちの思いで想像のつかない準備をして、その思いを引き継いだ俳優たちの準備、そしてその後にもさまざまな試行錯誤の末、やっと完成して世の中に出ます」と三嶋さん。こちらも、ぜひ応援いただきたい。
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【BONGENCOFFEE銀座本店 店舗概要】
▽所在地
東京都中央区銀座2-16-3
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
























