作家の羽佐間ペルノさん(@Pernod_Hazama)が投稿した、サビ猫の不思議すぎる“こだわり”がXで話題になっています。
「ティッシュが無くなって、空箱をつぶそうとすると真っ先に猫がやってきてこうしろと主張してくる。被せてやると満足そうに喉を鳴らす。何?」
投稿に添えられていたのは、空になったティッシュ箱を頭にすっぽりとかぶった猫の姿。まるで箱を自らかぶりにきたかのような自然な様子に、思わず二度見してしまいます。
この投稿が146万回を超えるインプレッションを記録。7万9000件以上の「いいね」を集めました。リプライ欄には、「猫って狭い所に入り込むと落ち着くから、視野だけでも暗がりに入れて擬似的に落ち着けるのでは」「猫の擬似的な個室!」「映画泥棒にしか見えない!」「ティッシュの魔人かな」といった声が続々。シュールで愛らしい姿が、多くの人の心をつかみました。
投稿した羽佐間さんに、詳しい話を聞きました。
■空箱の音がすると、必ずやってくる
ティッシュ箱をかぶっていたのは、サビ猫のシグマちゃん。7月3日で5歳になる女の子です。羽佐間さんによると、シグマちゃんは甘えん坊で少し不器用な性格。それでいて、ときどき思いもよらない行動を見せるタイプなのだとか。今回の“箱かぶり”は、実は偶然ではありませんでした。
「ティッシュの箱をつぶすとき、音が聞こえると毎回やってきます。箱のにおいを嗅いだり、触りたがったりするんです」
どうやらシグマちゃんにとって、ティッシュ箱は特別な存在のようです。
■自分ではかぶれないから「やって」と鳴いてお願い
さらに驚きなのは、シグマちゃんが“かぶせてもらう”ところまでセットで求めていること。
「不器用な猫なので、自分でかぶるのは難しいらしく、放っておくとニャーニャー鳴いて主張してきます」
まるで「早くかぶせて」とお願いしているようです。そして、箱を頭にかぶせてもらうと…。
「じっとフンゴローフンゴローと喉を鳴らしています。顔は満足そうです」
その独特すぎる喉の鳴らし方からも、かなりごきげんな様子が伝わってきます。
■箱を外したあとの表情に思わず笑う
箱をかぶったシグマちゃんは、その後どうしているのでしょうか。羽佐間さんは、こう話します。
「じっとたたずんでいますね。危ないので、しばらく経ったら外してあげます」
ただ、外したあとの反応も、またユニークでした。
「そうすると向こうも『ふぅ、やれやれ』みたいな、一仕事終えたような顔をします」
なぜ箱をかぶるのか、本人(本猫)にしか分からないこだわり。しかし、その“謎のルーティン”が、なんとも愛おしく感じられます。
■「みんな猫が好きだなぁ」と実感
予想以上の反響に、羽佐間さん自身も驚いたそうです。
「こんな反響になるとは、まったく思っていませんでした。バズろうという意思で投稿したわけでもなかったので、戸惑っています」
一方で、多くの人が楽しんでくれたことも、うれしかったといいます。
「みんな猫が好きだなぁと。比較的好意的な声が多くて安心しています」
一方で、すべてが好意的な反応ばかりではなかったそうです。時折、少し残念に感じるコメントが寄せられることもあるといい、「いろいろな受け取り方があるのだなと感じます。もう少し穏やかな気持ちで見てもらえたら、うれしいです」と率直な思いも明かしました。
理由は分からなくても、なぜか本人は大満足。そんな猫ならではの不可思議な行動に、多くの人が癒やされた今回の投稿。シグマちゃんは今日もまた、ティッシュ箱の音が聞こえるのを待っているのかもしれません。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)























