100均の発泡スチロールにドリルで穴を開け、チョークを4本挿すだけ。黒板に英語の罫線を一気に引ける自作ツールを小学校教員がXに投稿したところ、60万件を超えるインプレッションを集めました。さらには「もう一本増やせば音楽の時も使えますね」といった提案コメントも寄せられています。
投稿主は、小学校教員のモエキョウTさん(@mechosense2)。投稿にはさらに「これを職場で配っているおっさんがいたら、そいつが僕です」と添えられていました。実際にこのライナーを手作りして外国語の授業があるクラスに配り歩いているのだとか。
自作を思い立ったきっかけは、以前の勤務校にあった市販の英語用4本罫線チョークライナーでした。その学校では英語の研究予算で購入していたといいますが、「そのような学校は稀で、多くの学校ではチョークライナーはありません。各クラス分を購入するにも、まとまった予算が必要です。しかし、公立学校は各教科の予算が決まっていて、各クラス分を購入することは難しいです」と話します。その後、市販ツールに似た大きさの発泡スチロールを100円ショップでたまたま見つけ、自作を試みたのだそう。
最初はスポンジで試作したもののうまくいかず、100均の発泡スチロールレンガに切り替えたところ成功しました。寸法を測って穴の位置に目印をつけ、電動ドリルで穴を開けていきます。罫線の間隔は市販品に合わせて調整したそうです。
完成したライナーには白いチョーク3本と青いチョーク1本が差されています。青は英語の罫線のうち基準となる線(基線)を示すものです。
「英語を書かせる場合、小学生には『地上』『1階』『2階』『地下1階』と、彼らにわかりやすいように教師は説明することが多いです。その際、色が違うと基線だとわかるのです。使い心地は市販品には劣りますが、問題なく使えます」
14クラスへの配布後は「授業でよく使うので、感謝されました」とのこと。高学年では教科担任制のため、外国語担当の教員が各教室で授業をする際にライナーが備え付けてあると持ち歩く手間が省けるのだとか。また、アルファベットやローマ字の授業でこのライナーを使って黒板に線を引くと、「子どもが歓声をあげました」と話します。
反響についてモエキョウTさんは「いいねやコメントは嬉しいのですが…」としながらも、「市販のチョークライナーをすべてのクラスで買えるような予算があればと願います!」と切に語るのでした。
























