駅トイレでのわが身をかえりみない人助けのエピソードがSNS上で大きな注目を集めている。
その一部始終を紹介したのは「脱走したゴリラ」さん(@banana_kuttoke)。
友人と駅のトイレに寄ったところ、個室トイレから扉を叩いて「誰か助けて」と叫ぶ女性の声。「鍵開けれる?」と聞いても無理なようで、仕方なくドアをよじ登って鍵を開け救出したという脱走したゴリラさん。女性は急性アルコール中毒のような症状で、意識朦朧。危険な状態だったので駅員と救急車を呼んで対処してもらったという。
手や爪に傷を負いながらも果敢に人助けに挑んだ、脱走したゴリラさんに話を聞いた。
ーー当時の状況は?
脱走したゴリラ:赤羽駅のトイレに並んでおり、先頭にいた友人が女性が入っていた隣のトイレに入ろうとした際に気づき、様子がおかしかったので近くへ行ったら女性が中から助けを呼んでいました。
ドアをよじ登り上から覗いた際、女性は既に気を失っており周りは吐しゃ物まみれでした。
ーー出来事を振り返ったご感想を。
脱走したゴリラ:女性が何故こうなってしまったかは詳しく分かりませんが、恐らく急性アルコール中毒の症状だったので、職場などで飲まされてしまったのかと。そういった飲ませる行為などの危険性をもっと知ってほしいと思いました。女性が助けを呼べずに気を失っていたら、恐らく私も周りの人も気づけず吐しゃ物で窒息死の可能性もあったと思います。飲みすぎ、飲ませすぎはやめてほしいと強く思います。
ーーご投稿に対し大きな反響がありました。
脱走したゴリラ:正直ここまで伸びるとは思っておらずアンチもありましたが温かいコメントばかりで素敵に思いました。
ドアの上の隙間からよじ登って開ける行為に関してはコメントで賛否両論がありましたが、命に関わる1分1秒の状況においてとっさにその判断ができたことは後悔していません。
◇ ◇
SNSユーザーたちから
「誰か助けて、この言葉って本当に藁にもすがる思いで彼女は言ってたと思うから本当に感謝しかないと思う」
「素晴らしい行動ですね。本当『アルコールアレルギー』というのもあるので、飲み会とか宴会とかで飲ませすぎないで欲しいよね。下手したら命に関わる可能性もあるし。マジ日本人は他外国から比べたらお酒には弱い体質らしいよ。その人が無事であります様に」
「スタッフに任せろとか連絡しとけと言うリプライを見掛けたが嘔吐塗れで意識消失とか誤嚥で窒息死のリスクもあるので、この方の行動は結果的に命を救っているので医療従事者としては拍手したい。お怪我が早く治りますように」
など数々の賞賛の声が寄せられた今回の投稿。
救出時、女性の叫び声を聞いても我関せずの人が多かったという。女性にとって脱走したゴリラさんに気づいてもらえたのは不幸中の幸いだったと言えるだろう。読者のみなさんも急性アルコール中毒にはくれぐれも気をつけていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
























