「今日のランチは何を食べようか」…毎日の楽しみにしたいランチタイムですが、物価高が続く今、働く女性たちの財布のひもは固くなっているようです。株式会社キャリアデザインセンター(東京都港区)が運営する女性の転職サイト『女の転職type』が実施した「職場のランチ事情」に関する調査によると、約8割が「物価高によるランチの変化」を実感していると回答しました。本調査では「働く女性のランチ事情のリアル」と、物価高・職場での人間関係に対する本音を解き明かします。
調査は、同サイト会員の働く女性319人を対象として、2026年6月にインターネットで実施されました。
まず、「仕事がある日のランチ予算」について尋ねたところ、「300~600円未満」(33.2%)や「600~900円未満」(27.0%)、「900~1200円未満」(22.3%)が上位に挙がり、平均金額は「696円」という結果になりました。
全体のおよそ7割が900円未満に抑えており、コストパフォーマンスを意識したランチ選びが定着しているようです。
また、「ランチの形式」としても「お弁当や自炊」(54.2%)が過半数を占め、コンビニや弁当屋などの「中食」(24.8%)が続くなど、約8割がオフィスや自席などで食べるスタイルを選択。一方、「外食派」(12.2%)や「社食派」(6.6%)は少数派にとどまりました。
続いて、「昨今の物価高がランチ習慣に与えた変化」について尋ねたところ、全体の78.4%が「変化があった」と回答。
具体的には、「お弁当を持参する頻度が増えた」(43.9%)、「外食を控える」(31.9%)、「安い店や商品を比較する」(30.0%)といった行動が見られ、日々の食費を抑える工夫が広がっていることがうかがえました。
また、「ランチ選びで重視するポイント」については、「価格の安さ」(53.9%)、「手軽さ・スピード感」(34.2%)、「職場からの近さ」(34.2%)が挙げられ、コスパだけでなくタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する傾向も強まっています。
次に、仕事がある日の「ランチタイムにストレスを感じることはありますか」と尋ねたところ、63.6%が「ストレスを感じる」と回答しました。
その理由としては、「給湯室や休憩スペースでの会話が面倒」(24.5%)、「仕事が忙しくて十分な時間が取れない」(21.6%)、「ランチ中も仕事の話をされて休めない」(18.2%)といった意見が挙がり、食事の時間でありながら、職場の人との距離感や仕事の延長線上での対応を求められることで、リフレッシュしきれないストレスを抱える女性が多いことがわかりました。
さらに、「上司からのランチの誘い」に対する意識については、58.3%が「断りにくい」と回答。
その理由としては、「今後の人間関係に響きそう」(71.0%)や「職場の雰囲気を悪くしたくない」(62.4%)に回答が集まり、人事評価などの実利的な影響よりも、職場の空気感や居心地を維持することを優先して誘いに応じている実態が明らかとなりました。
ちなみにですが…「負担にならない上司とのランチの頻度」も聞いてみたところ、「年に数回」(22.3%)や「月1回」(21.6%)といった意見が見られた一方で、「頻度問わず食べたくない」(22.3%)という声も挙がり、適度な距離感と断りやすい雰囲気づくりが重要であることがうかがえました。
ランチタイムを一人で静かにリフレッシュしたい人もいれば、誰かと楽しく話して気分転換したい人もいて、理想の過ごし方は人それぞれです。
「安く済ませたい日」「一人で集中して休みたい日」「コミュニケーションを取りたい日」など、その日の気分や状況に合わせて過ごし方を自由に選べることが、心地よい働き方への第一歩になりそうです。
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【出典】
▽女の転職type/教えて!職場のランチ事情 予算や上司とのランチについて聞いてみました。
























