見積もりの「一式○○円」って結局いくら? ※画像はイメージです(maru54/stock.adobe.com)
見積もりの「一式○○円」って結局いくら? ※画像はイメージです(maru54/stock.adobe.com)

住宅の修理やリフォーム、車の修理、引っ越しなどを依頼するときに欠かせない「見積もり」。しかし、「一式○○円」と書かれているだけでは、何にいくらかかっているのか分かりづらいこともあります。株式会社NEXER Group(東京都豊島区)と株式会社アケボノ(埼玉県熊谷市)が共同で実施した調査から、ユーザーのリアルな本音や失敗しない見積書のチェックポイントを分かりやすく解説します。

調査は、全国の男女500人を対象として、2026年7月~8月の期間にインターネットで実施されました。

調査の結果、これまでに住まいの修理・リフォーム・車の修理・引っ越しなどで「見積もりを取ったことがある」とした人は全体の30.4%。

そのうちの過半数が「見積書に『一式○○円』のように記載されていて、何にいくらかかっているのか分かりにくいと感じたことがある」(57.2%)と回答しました。

「一式表記」などで分かりにくいと感じた際の心境については、「詳しく説明してほしいと思った」が57.5%、「不信感を抱いた」が31.0%、「不安になった」が28.7%という結果になり、「納得して支払うために具体的な理由や内訳を知りたい」という利用者の本音がうかがえます。

また、見積もりを取った人の約3人に1人が「後になって追加費用が発生した」(32.9%)と答えており、「信頼の置けない会社だと思った」(20代男性)、「わざわざ事前に立ち会いして見積もり取ったのに請求は気分悪かった」(40代女性)、「仕方ない部分はあると思うが、最初にしっかりみて見積もりしてほしいと思った」(50代男性)など、事前の説明不足に不満を感じる声が多く寄せられました。

一方で、「必要なことだったし、それについてはとても丁寧に説明していただいて納得した」(40代女性)という声もあり、追加費用が発生しても、その理由や内容を丁寧に説明することで納得につながることもあるようです。

さらに、4人に3人が会社選びの際に「見積もりの分かりやすさや内訳の明確さを重視する」と回答。

「見積書にあると安心できる情報」としては、「作業ごとの料金内訳」(65.4%)や「材料費の内訳」(50.0%)、「追加費用が発生する条件」(46.8%)などが挙がり、依頼する側としては、契約時の金額だけでなく、契約後にどのような費用が発生する可能性があるのか、工事後にどのような保証が受けられるのかまで知っておきたいと考えているようです。

工事やリフォームを依頼するときには、提示された総額だけを見るのではなく、作業内容や材料費などの内訳まで確認することが大切。分からない項目があればそのままにせず、契約前に確認しておくことも、後々のトラブルを避けるためのポイントになりそうです。

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【出典】
▽株式会社アケボノ