朝から晩まで、泣いても泣いても、1ミリも癒されない悲しみもある。
息子を582グラムで産んでしまった12年前の2月、
そんなことを感じながら、ただ、泣き続けていました。
27週2日での出産。
まだ自分で呼吸ができず、気管挿管されNICUに入院した息子は、
暴れると危ないからと、保育器の中、薬で眠らされていました。
「お名前、考えてるからね」。
話しかけるとまぶたがピクピクッと動き、「あぁ、生きてる」と、うれしさと切なさでいっぱいになりました。
朝から晩まで、泣いても泣いても、1ミリも癒されない悲しみもある。
息子を582グラムで産んでしまった12年前の2月、
そんなことを感じながら、ただ、泣き続けていました。
27週2日での出産。
まだ自分で呼吸ができず、気管挿管されNICUに入院した息子は、
暴れると危ないからと、保育器の中、薬で眠らされていました。
「お名前、考えてるからね」。
話しかけるとまぶたがピクピクッと動き、「あぁ、生きてる」と、うれしさと切なさでいっぱいになりました。