あの日、いつものように妊婦健診に出かけて
お腹のなかにいたきみが、まさかそのまま、1年半も家に帰れなくなるなんて、
思いもしなかった。
2011年2月、緊急帝王切開で出産した息子は、わずか582グラムでした。
涙が枯れるほど泣き続け、夜もほとんど眠れないまま3日たったころ。
うまく呼吸ができなくなり、看護師さんに相談すると、睡眠薬を処方されました。
翌々日、病院の心理士さんが病室をたずねてきました。
あの日、いつものように妊婦健診に出かけて
お腹のなかにいたきみが、まさかそのまま、1年半も家に帰れなくなるなんて、
思いもしなかった。
2011年2月、緊急帝王切開で出産した息子は、わずか582グラムでした。
涙が枯れるほど泣き続け、夜もほとんど眠れないまま3日たったころ。
うまく呼吸ができなくなり、看護師さんに相談すると、睡眠薬を処方されました。
翌々日、病院の心理士さんが病室をたずねてきました。