■加古川東2-0姫路西 加古川東が春の県大会8強の第1シード校、姫路西を破った。吉川監督は「秋、春は全敗だった。それでもへこたれず、全員が一つになったからこそ。本当によくやってくれた」と喜んだ。 チームの目標「夏の2勝」達成への流れをつくったのは本多主将だ。四回、鋭い打球を右方向にはじき返し、チーム初安打。続く横山も左前打で好機を広げた。相手投手の研究を重ね、150キロの球速で練習してきたといい「好投手でも身構えることはなかった。思い切り振ることだけ考えた」と笑みを見せた。 投げては先発土屋が自身初という8回無失点。「初戦の勝利で勢いづき、落ち着いて投げられた」と振り返る。目標を超える3勝目を目指すナイン。本多は「調子に乗らず、一つ一つのプレーを大切に」と意気込んだ。(橘高 声)【高校野球特集ページ】こちら【選手名鑑ページ】こちら