明石北高の生徒(左から2人目)らの話を聞き、クビアカツヤカミキリの標本をつまむ児童ら=高丘東小学校
明石北高の生徒(左から2人目)らの話を聞き、クビアカツヤカミキリの標本をつまむ児童ら=高丘東小学校

 サクラやモモの木に被害をもたらす特定外来生物のクビアカツヤカミキリの生息調査に取り組む明石北高校の生徒が14日、高丘東小学校(明石市大久保町高丘3)で3年生約70人に出前授業をした。生徒らは前日に石ケ谷公園(同市大久保町松陰)で成虫を見つけており、早期発見への協力を呼びかけた。(森 信弘)

■大阪で生徒らが捕まえた成虫の標本観察

 クビアカはサクラやモモなどバラ科の植物に寄生し、幼虫が内部から食い荒らす。県内では、2022年に同小近くの同公園で初めて見つかり、被害は神戸市や丹波市など6市に広がっている。