初のリサイタルを行う太田久美子さん(中央)と声楽アンサンブル「ベル・フィオーレ」のメンバー=千草公民館
初のリサイタルを行う太田久美子さん(中央)と声楽アンサンブル「ベル・フィオーレ」のメンバー=千草公民館

 淡路島内を中心に活動するソプラノ歌手太田久美子さん(51)の初の単独リサイタルが7日、兵庫県洲本市宇原の市民交流センタービバホールで開かれる。オペラの名曲、夏にちなんだ童謡など20曲のほか、フラメンコ舞踊も披露する。(荻野俊太郎)

 太田さんは洲本市出身、大阪音大卒。洲本少年少女合唱団で指導するほか、洲本高校で音楽の非常勤講師を担う。2019年には淡路文化協会文化奨励賞を受賞。02年ごろからフラメンコも続け、今年1月には徳島県でプロダンサーが出演する公演で舞台に立った。

 当日は2部制で、1部はシューマンの「献呈」などクラシックやオペラを披露する。

 2部はミュージカル映画「マイフェアレディ」の「踊り明かそう」や「茶摘みの歌」など夏をイメージした童謡のメドレー、フラメンコを楽しめる。太田さんが所属する声楽アンサンブル「ベル・フィオーレ」のメンバーも会場を盛り上げる。太田さんは「これまでの集大成。生の歌声や演奏がコンサートの醍醐味」と話す。

 午後2時開演。大人2千円、高校生以下千円。