柴右衛門の石像を囲む(左から)曽我廼家桃太郎さん、藤山扇治郎さん、戸田ルナさん、曽我廼家一蝶さん=洲本八幡神社
柴右衛門の石像を囲む(左から)曽我廼家桃太郎さん、藤山扇治郎さん、戸田ルナさん、曽我廼家一蝶さん=洲本八幡神社

 松竹新喜劇の正月公演「淡路島・ふる里の橋」が来年1月2~7日、京都市東山区の南座である。新喜劇の名作を、淡路島を舞台として上演。淡路島には芝居好きの「柴右衛門狸(しばえもんだぬき)」伝説があり、新喜劇の名優・藤山寛美が兵庫県洲本市内の三熊山にほこらを寄進したという縁も。公演に先立ち、参拝に訪れた座員らは「淡路島とのご縁を大切に、しっかりと演じたい」と意気込みを語った。(内田世紀)