兵庫県南あわじ市八木馬回の成相ダム上流でゲンジボタルが飛び交い、初夏の夜をほのかに照らしている。
辺りが夜の闇に包まれた午後8時ごろ。川のせせらぎとカジカガエルの鳴き声が響く中、木々の間や川の上で、ゲンジボタルの明滅が始まった。
無数の光は、ふわふわと舞ったかと思えば、流れ星のように急降下し、水面を照らしながら、幻想的な風景を描き出した。
10日には、幼虫の人工飼育をしている三原中学校理科部の観賞会に、生徒らが訪れた。同部は昨年11月に約130匹の幼虫を放流。にぎやかに乱舞する姿を、部員26人と保護者や地元の関係者らがうれしそうに見つめた。
同部によると見頃は今週いっぱい。台風6号の強い風雨に見舞われた影響で、例年より早めに姿を消しそうだという。(劉 楓音)
























