親子連れに人気の「ひまわりの丘公園」(兵庫県小野市浄谷町)で20日、子ども向け大型複合遊具のロープの一部が焼き切られていたのを公園の管理人が見つけ、兵庫県警小野署に通報した。けが人などはいなかった。同署は器物損壊事件として調べている。
同署によると、昨年末に市が一般開放した大型複合遊具「ひまわりタワー」で、バランスボールをくるんで束ねたロープ4本のうち2本が、地面から約1・6メートルの高さで焼け焦げて切れていた。市は発見後、被害に遭った部分を使用停止にした。
同公園は夜間、駐車場は閉鎖される。同署は19日夜から被害が見つかった20日朝までに何者かが侵入し、遊具のロープを焼いた可能性もあるとみて防犯カメラの映像なども調べる。
同公園は大型複合遊具を一般開放した後、入園者が倍増。連休中には国道175号まで駐車場待ちの車列が続き、市は駐車場の有料化も検討している。