1日午前4時45分ごろ、神戸市長田区長田天神町5、木造2階建て地下1階の民家から炎と黒煙が出ているのを近隣住民が見つけ、119番した。火は2カ所に燃え移り、民家延べ約60平方メートルと木造2階建て地下1階の店舗延べ約150平方メートル、鉄骨3階建ての会社事務所延べ約200平方メートルが全焼した。約4時間半後に消し止められた。
市消防局と兵庫県警長田署によると、出火当時、民家には1人で住む男性(76)がいて右脚をすりむくなどして病院に搬送された。
男性は午前3時ごろから、1階ガレージで小型こんろと練炭を使って焼き肉の準備をしていたといい「休憩のためリビングで一眠りしていたら火災報知機が鳴り、煙と炎が上がっていた」と話しているという。
現場は神戸電鉄長田駅から北西に約400メートルの住宅街。