15日午前、宝塚市の男性会社員(50)が「マッチングアプリで知り合った女性に約3660万円をだまし取られた」と宝塚署に届け出た。同署が詐欺容疑で調べている。
同署によると、男性は2月26日、スマートフォンのアプリで知り合った女から「インターネットショッピングサイトを開設し、化粧品を販売すれば利益が上がる」などと投資を持ちかけられた。開設費や販売用の化粧品代として3月11日~4月9日にかけて、女が指定する銀行口座に計23回、計約3660万円を振り込んだという。
男性は当初、化粧品の売り上げの一部として女から現金を受け取ったが、途中から支払いがなくなった。その後も化粧品代の入金を求められたため不審に思い、同署に相談して発覚したという。男性は女と会ったことはないという。