神戸市の事件・事故
神戸市の事件・事故

 15日午前8時45分ごろ、神戸市垂水区清水通の県道で、山陽バスの運転手が急ブレーキをかけ、複数の乗客が転倒した。乗客約40人のうち、1歳男児を含む70代までの男女13人が打撲などの軽傷を負ったほか、会社員女性(34)が左脚の骨を折る重傷。いずれも命に別条はないという。

 垂水署や山陽バスなどによると、男性運転手(51)が停留所から発車し、本線に合流しようとしたところ、本線後方から来たタクシーと衝突しそうになり、急ブレーキをかけたという。

 現場はJR垂水駅から北東約700メートルの住宅街で、片側2車線の県道。バスは午前8時15分に停留所の「名谷駅前」を出発し「垂水東口」に到着する予定だった。