近畿2府3県で車上狙いや侵入盗を繰り返したとして、兵庫県警捜査3課と東灘署などは18日までに、窃盗の疑いで、いずれも住所不定、無職の男3人を逮捕した。既に窃盗罪で起訴されており、県警は417件、計5100万円相当の被害に関与したとみている。
逮捕、起訴されたのは、被告の男(47)、別の被告の男(33)、さらに別の被告の男(41)。
県警捜査3課によると、3人は知人同士で、昨年5~12月、組み合わせを替えながらコインパーキングなどで車の窓ガラスを割り、車内のゴルフバッグなどを盗み、買い取り店で換金していた。売却の際には、一緒に盗んだ他人の身分証明書を提示していたという。
このうち47歳の被告の男の起訴状によると、昨年10月21日夜、神戸市垂水区つつじが丘5の駐車場で、車に置かれていたゴルフバッグなど14点(時価計28万円相当)を盗むなどしたとされる。防犯カメラの捜査で関与が浮上したといい、県警の調べに容疑を認めている。