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新田次郎文学賞、舟橋聖一文学賞を受賞し、祝賀会で花束を贈られ笑顔の作家玉岡かおるさん=5月21日、神戸ポートピアホテル
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新田次郎文学賞、舟橋聖一文学賞を受賞し、祝賀会で花束を贈られ笑顔の作家玉岡かおるさん=5月21日、神戸ポートピアホテル

 小説「帆神 北前船を馳せた男・工楽松右衛門」で第41回新田次郎文学賞、第16回舟橋聖一文学賞をダブル受賞した作家玉岡かおるさん(兵庫県加古川市在住)の祝賀会が21日、神戸市内のホテルであった。阪急阪神ホールディングスの角和夫会長が祝辞を贈るなど関西の政財界関係者ら160人が駆け付けた。玉岡さんは「デビューして30年余り。苦しい道を頑張っていると自分で自分を褒めてきたが、賞をいただき、多くの人に祝っていただき、私は幸せ者。もっともっと好きな小説を書き続けたい」と謝辞を述べた。(冨居雅人)

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