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アロージャズオーケストラと東京キューバンボーイズ
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アロージャズオーケストラと東京キューバンボーイズ
渡辺貞夫
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渡辺貞夫
北村英治
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北村英治

 毎年恒例の冬の風物詩「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」が12月の計6日間、兵庫県立芸術文化センター(西宮市)で開かれる。「ナベサダ」の愛称で知られる渡辺貞夫(アルトサックス)のオーケストラで1日に開幕。神戸ジャズストリートにも長年参加している大御所・北村英治(クラリネット、14日)など、日本を代表するジャズアーティストが兵庫で華やかに競演する。(金井恒幸)

 同センターが開館した2005年に始まったイベントで、スイングからモダンまで幅広いジャズを楽しめる。

 渡辺のオーケストラは1995年に結成。今回は結成当初の演奏曲から、おなじみのスタンダードナンバーまでを奏でる。午後5時開演。A席5千円ほか。

 伝統的なスイングの王道をいく北村は、70年以上にわたり気品ある木管の音色で人々を魅了し続ける。ステージでは「ムーンライト・セレナーデ」など名曲のほか、「シング・シング・シング」といったノリのいい「ベニー・グッドマン・メドレー」を用意する。午後3時開演。A席5千円ほか。

 関西学院大学出身の故・北野タダオが創設した日本を代表するビッグバンド「アロージャズオーケストラ」は21日に登場。ラテンの「東京キューバンボーイズ」との競演で、「アロー」は「ラストワルツ」、「キューバン」は「アマポーラ」などを披露する。午後4時開演。A席5千円ほか。

 このほか、人気実力とも国内屈指のボーカルであるケイコ・リーが「この素晴らしき世界」などを熱唱(20日)。エストニア生まれのピアニスト、トヌー・ナイソーのヨーロピアンジャズ(9日)や、サックスなど3人のブラス奏者による「スーパー・ブラス・スターズ」の公演(17日)もある。いずれも芸文センターチケットオフィスTEL0798・68・0255

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