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棋士編入試験の第3局で狩山幹生四段に敗れ、肩を落とす里見香奈女流五冠=13日午後、大阪市福島区、関西将棋会館(撮影・秋山亮太)
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棋士編入試験の第3局で狩山幹生四段に敗れ、肩を落とす里見香奈女流五冠=13日午後、大阪市福島区、関西将棋会館(撮影・秋山亮太)
棋士編入試験の第3局で狩山幹生四段(右)に敗れ、感想戦で対局を振り返る里見香奈女流五冠=13日午後、大阪市福島区、関西将棋会館
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棋士編入試験の第3局で狩山幹生四段(右)に敗れ、感想戦で対局を振り返る里見香奈女流五冠=13日午後、大阪市福島区、関西将棋会館

 将棋の里見香奈女流五冠(30)は13日、大阪市の関西将棋会館でプロ棋士編入試験5番勝負の第3局に臨み、狩山幹生四段(20)に敗れた。対戦成績は0勝3敗で不合格となり、女性初の将棋棋士誕生はならなかった。

 試験は新人棋士5人と月に1局ずつ対局し、3勝すれば合格となる仕組み。里見は8月に徳田拳士四段(24)、9月に岡部怜央四段(23)と対局し、いずれも敗北していた。

 後がない第3局、後手番の里見は得意戦法の中飛車を選択。中盤まで互角の戦いを繰り広げたが、終盤、狩山は里見の攻め筋を丁寧に受けきり、勝利を収めた。

 棋士編入試験は、棋士との公式戦の成績が規定(直近で10勝以上かつ勝率6割5分以上)を満たせば何度でも受けられる。しかし里見は終局後の会見で「最後の挑戦のつもりだったので、今後(編入試験を)考えることはないと思う」と、女流棋士としてのみ活動を続ける意向を示した。

 現行制度の棋士編入試験受験者は里見が3人目で、過去の2人はいずれも合格している。里見の後、アマチュア強豪の小山怜央さん(29)も受験資格を得ており、11月から受験が始まる。(井原尚基、小林伸哉)

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