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作品を前に「会場の雰囲気と共に書を楽しんでほしい」と話す和田彩さん=神戸市垂水区、旧木下家住宅(撮影・小林伸哉)
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作品を前に「会場の雰囲気と共に書を楽しんでほしい」と話す和田彩さん=神戸市垂水区、旧木下家住宅(撮影・小林伸哉)
良寛の臨書「いろは」=旧木下家住宅
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良寛の臨書「いろは」=旧木下家住宅
甲骨文字を題材にした作品と和田彩さん=旧木下家住宅
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甲骨文字を題材にした作品と和田彩さん=旧木下家住宅

 前衛書道団体「飛雲会」理事の書家和田彩さんが、神戸市垂水区東舞子町の舞子公園・旧木下家住宅(国の登録有形文化財)で書作展を開いている。先人の書を手本にした臨書など、計約25点が並ぶ。11月6日まで。

 聖徳太子の「蓮」、小野道風の「風」、空海の「漢」など、古典を臨書した。「文字の形状をまねるだけでなく、その人となり、時代背景なども踏まえ、筆の動かし方、呼吸を想像し、書いた」と和田さん。最も苦労したのが良寛の仮名文字「いろは」だという。「字と字の空間、筆運びの間(ま)など、納得できず、何百枚も書いた」と振り返る。

 このほか甲骨文字をかたどった作品やアクリル絵の具による写経などもある。

 11月半ばからはフランスで初めての展覧会(兵庫県パリ事務所と南仏のスーラージュ美術館)も控えている。和田さんは「文字の風情、線の美しさなど、書の魅力をトータルに伝えたい」と話している。

 午前10時~午後5時。月曜休館。入館料大人100円。旧木下家住宅TEL078・787・2050

(片岡達美)

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