第2局で初手を指す藤井聡太王位(右)。左は永瀬拓矢九段=15日午前、神戸市北区有馬町、有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」(撮影・小林良多)
第2局で初手を指す藤井聡太王位(右)。左は永瀬拓矢九段=15日午前、神戸市北区有馬町、有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」(撮影・小林良多)

 将棋の藤井聡太王位(22)=竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将=に永瀬拓矢九段(32)が挑む「伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦」(神戸新聞社主催)7番勝負の第2局が15日、神戸市北区、有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」で始まった。

 研究パートナーでもある両者は、今年すでに王将戦と名人戦の7番勝負で対決、いずれも藤井が防衛している。王位戦の第2局は、6連覇を目指す藤井が連勝するか、王位戦7番勝負に初登場の永瀬が1勝してタイにするか、注目の一戦となる。

 午前9時、立会人の福崎文吾九段(65)の合図で、先手の藤井が初手を「2六歩」と指し、夏の大勝負の火ぶたが切られた。(小林伸哉)

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