将棋の「伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦」(神戸新聞社主催)7番勝負第2局が始まった15日、午前のおやつには、藤井聡太王位(22)=竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将=が「白玉冷やしぜんざい」と、永瀬拓矢九段(32)が「季節のフルーツケーキ」を注文した。おやつは自室に運ばれ、2人とも対局室を離た。糖分をチャージして熱戦を続ける。
藤井王位が頼んだ、白玉冷やしぜんざいは、対局先となっている有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」内にある猪名野茶房の夏の名物。北海道産の大納言小豆をふんだんに使い、最後までさっぱり食べられるよう塩昆布が添えられている。温かいほうじ茶とともに提供された。同茶房で9月末まで1100円(税込み)で食べられる。
永瀬九段の季節のフルーツケーキは、神戸市内の洋菓子店「レーブドゥシェフ」から取り寄せ。口当たりのいい生クリームとふわふわのスポンジで、イチゴとオレンジがサンドされている。永瀬九段は合わせて、氷なしのマンゴージュースとパインジュースを頼んだ。(津田和納)
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