「ドキュメンタリー映画だからこそ、本質的なものにたどり着くことができた」と話す上田大輔監督=大阪市内
「ドキュメンタリー映画だからこそ、本質的なものにたどり着くことができた」と話す上田大輔監督=大阪市内

 乳幼児を激しく揺さぶることで脳が損傷する「揺さぶられっ子症候群(SBS)」の調査報道を基に、司法や報道のあり方を問うドキュメンタリー映画「揺さぶられる正義」が、神戸市中央区元町通4の元町映画館などで上映されている。監督は関西テレビ記者の上田大輔さん(47)=丹波篠山市出身。「映画を通し、人が人を裁くとは、人を信じるとはどういうことなのかを考えた」と話す。