「一條大蔵譚」の一場面。左から中村壱太郎、片岡愛之助、松本幸四郎と中村七之助(右端)
「一條大蔵譚」の一場面。左から中村壱太郎、片岡愛之助、松本幸四郎と中村七之助(右端)

 東西の人気歌舞伎役者が顔をそろえる年末の恒例「吉例顔見世興行」が、京都・南座で行われている。八代目尾上菊五郎(48)、六代目尾上菊之助(12)の親子同時襲名披露公演でもあり、昼、夜の部を通して華やかで見応えのある演目が並ぶ。菊五郎は「懸命に親子で力を合わせ、精進してまいる覚悟。一つ一つの役を、心を込めて務めたい」と語る。25日まで。