冬の寒さが伝わる「東京二十景 芝増上寺」などが並ぶ=神戸ファッション美術館
冬の寒さが伝わる「東京二十景 芝増上寺」などが並ぶ=神戸ファッション美術館

 企画展「THE新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦」(神戸新聞社主催)が31日、神戸市東灘区向洋町中2の神戸ファッション美術館で開幕する。30日には内覧会があり、約170点が公開された。

 渡邊庄三郎(1885~1962年)は、写真や印刷技術の進歩に伴い、衰退の一途をたどっていた浮世絵木版画(錦絵)を、絵師、彫師、摺師の協業体制を踏襲しながら「新版画」として確立させた。

 近代的な感覚を取り入れたのが特徴で、川瀬巴水の「東京二十景 芝増上寺」は、降り続く雪の白と、建物の赤の鮮やかなコントラストが印象的。ほかに役者絵や花鳥画なども並ぶ。

 3月29日まで。午前10時~午後6時。月曜、2月24日休館(同23日は開館)。一般千円など。同館TEL078・858・0050(安藤真子)