引退が決まった対局後、弟子の藤田一樹さん(左)から花束を受け取った脇謙二九段=1日、関西将棋会館
引退が決まった対局後、弟子の藤田一樹さん(左)から花束を受け取った脇謙二九段=1日、関西将棋会館

 将棋の脇謙二・九段(65)=大阪市出身=が1日、第39期竜王戦6組昇級者決定戦で敗れ、引退した。自身の名を冠した相矢倉の戦法「脇システム」を磨き上げて活躍し、2020年には定跡の進歩に貢献した功績で、升田幸三賞特別賞に輝いた。通算成績は661勝754敗。約47年の棋士人生を終えると、親しい棋士や弟子らに見守られ、「これからのんびりしたいな」とほほえんだ。(小林伸哉)