地元の経済について語る南あわじ市商工会の赤穂秀樹会長=神戸市中央区花隈町6
地元の経済について語る南あわじ市商工会の赤穂秀樹会長=神戸市中央区花隈町6

 -南あわじ市の地域経済の特徴は。

 「2005年1月に旧三原郡4町(緑、西淡、三原、南淡)が合併して南あわじ市が誕生し、商工会はその翌年にできた。発足時から、産業構造は1次から3次までバランスがいい。農業や水産業が盛んで観光産業も充実し、非常にポテンシャル(潜在力)が高い」

 「市全体が毎日のようにテレビで紹介され、島で生まれ育った私たちが気付かなかったスポットを観光客に教わることもある。うずの丘大鳴門橋記念館からの眺望は、インスタグラムなどの交流サイトで人気が高く、集客増を生んでいる」