神戸医療産業都市に建設するバイオものづくりの研究開発拠点について説明する日揮ホールディングスの水口能宏執行役員CTO(右)と、共同研究するバッカス・バイオイノベーションの近藤昭彦社長=神戸市役所
神戸医療産業都市に建設するバイオものづくりの研究開発拠点について説明する日揮ホールディングスの水口能宏執行役員CTO(右)と、共同研究するバッカス・バイオイノベーションの近藤昭彦社長=神戸市役所

 プラント大手の日揮ホールディングス(HD、横浜市)は17日、生物由来の素材から製品をつくり出す「バイオものづくり」の研究開発拠点を、神戸・ポートアイランドの医療産業都市に建設すると発表した。あらゆる製品の元となる微生物をガス発酵で効率的に培養する技術を確立し、世界でも例のない大規模な生産体制の基盤構築を目指す。