兵庫県内の各JAが2024年産の主食用米を集荷する農家に仮払いする概算金(1等米、60キロ)が、23年の新米より1~3割増加したことが分かった。急激な品薄や肥料高騰などコスト高も反映し、「今までにない上げ幅」(関係者)という。県産米は今月中旬から出荷のピークに入り、県内で流通するコメの約半数を占める。概算金は卸価格の先行指標となるため、各店頭にそろう今月下旬以降も高値が続くとみられる。
兵庫県内の各JAが2024年産の主食用米を集荷する農家に仮払いする概算金(1等米、60キロ)が、23年の新米より1~3割増加したことが分かった。急激な品薄や肥料高騰などコスト高も反映し、「今までにない上げ幅」(関係者)という。県産米は今月中旬から出荷のピークに入り、県内で流通するコメの約半数を占める。概算金は卸価格の先行指標となるため、各店頭にそろう今月下旬以降も高値が続くとみられる。