播州織を使ったデザイン３型を発表するデザイナーで台湾実践大学副教授のマサ・タンさん。右端の洋服は、兵庫の風土を表現したオリジナル生地を採用した＝西脇市西脇
播州織を使ったデザイン３型を発表するデザイナーで台湾実践大学副教授のマサ・タンさん。右端の洋服は、兵庫の風土を表現したオリジナル生地を採用した＝西脇市西脇

　台湾の服飾デザイナーが播州織の産元と協力し、生地の魅力を生かしたデザインの洋服を披露する発表会が、播州織産元協同組合（西脇市）であった。姫路出身の哲学者、和辻哲郎の著書「風土」から着想を得たという３型が提案された。一部の作品は、大阪・関西万博会場で神戸ファッション協会（神戸市中央区）が設けるブースで展示する予定という。