調印式に出席した(左から)ダイムラートラックのマンフレッド・シュッカート副社長、ハンブルク自由港倉庫建築組合最高財務責任者のアネット・ウォルター氏、川崎重工業の橋本康彦社長、関西電力の森望社長、トヨタ自動車の山形光正水素ファクトリープレジデント(川重提供)
調印式に出席した(左から)ダイムラートラックのマンフレッド・シュッカート副社長、ハンブルク自由港倉庫建築組合最高財務責任者のアネット・ウォルター氏、川崎重工業の橋本康彦社長、関西電力の森望社長、トヨタ自動車の山形光正水素ファクトリープレジデント(川重提供)

 川崎重工業(神戸市中央区)は15日、トヨタ自動車やドイツ商用車大手ダイムラー・トラックなど5社で、水素サプライチェーン(供給網)構築に向けて協力する覚書を交わした。日本とドイツで大規模な水素の利活用を進めるほか、港湾や物流、自動車、発電など各産業分野で国際的な水素輸送の実用化を目指す。