クジャクなどの鳥舎周辺に消石灰を散布する職員=姫路市立動物園(撮影・辰巳直之)
クジャクなどの鳥舎周辺に消石灰を散布する職員=姫路市立動物園(撮影・辰巳直之)

 姫路市内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認されたのを受け、同市は16日、対策本部を設置し、感染拡大防止や風評被害対策にあたった。市内の動物園などは、急きょ鳥類の観覧を制限するなど対応。西播磨の周辺自治体や養鶏場なども警戒を強めた。

 姫路市内の養鶏場で鳥インフルが確認されたのは4年ぶり。対策本部会議の冒頭、清元秀泰市長は「マニュアルに従って情報を共有し、一日も早い終息に向けて的確に対応してほしい」と市幹部らに呼びかけた。