尼崎藩主が奉納した絵馬。現在、修復が進められている(西宮神社提供)
尼崎藩主が奉納した絵馬。現在、修復が進められている(西宮神社提供)

 来年で発生から30年となる阪神・淡路大震災を語り継ごうと、西宮神社(西宮市社家町)が激震で損壊した巨大な絵馬の修復を進めている。江戸時代に尼崎藩主が奉納した幅173センチ、高さ139センチのもので、奈良市にある元興寺文化財研究所で作業が進められている。10月から社務所で展示する予定。(土井秀人)