経験や思いを語る朴明子さん(奥左)と内尾英嗣さん(奥右)=明石市東仲ノ町
経験や思いを語る朴明子さん(奥左)と内尾英嗣さん(奥右)=明石市東仲ノ町

 がんや脳腫瘍を患った「サバイバー」らが命の大切さを語る講演会が、アスピア明石北館(明石市東仲ノ町)のウィズあかしであった。ステージ4の上顎洞(じょうがくどう)がんを患い、余命1年の宣告を受けながら治療を続けてきた伊丹市の看護師、朴明子(パクミョンジャ)さん(54)は「命をデザインするのはあなた自身。自分を大切に、自分らしく生きて」と呼びかけた。(赤松沙和、新田欧介)