神戸新聞の連載コラムで紹介された貯金箱を集めた展示=尼崎市西本町北通3
神戸新聞の連載コラムで紹介された貯金箱を集めた展示=尼崎市西本町北通3

 約1年にわたり神戸新聞のコラムで取り上げられた貯金箱を紹介する特別展が、兵庫県尼崎市の尼崎信用金庫「世界の貯金箱博物館」(西本町北通3)で開かれている。硬貨を入れると音声が流れる仕掛けのあるものや、キャラクターの貯金箱など約180点が並ぶ。5月8日まで。(潮海陽香)

 同館では、世界各国から集めた2万5千点を超える貯金箱を収蔵。歴史を伝える常設展のほか、月替わりで企画内容が違う特別展も開いている。

 今回の特別展では、昨年4月から今年3月末まで神戸新聞の連載コラム「世界の貯金箱とコイン」で紹介された数々の作品を展示する。神戸ポートタワーや東京スカイツリー、自由の女神など国内外の観光名所を模したものや、ユーモアのある仕掛けを施した貯金箱が楽しませてくれる。

 東京タワーのフィギュアを頭に乗せた「昭和バンクマン」は、500円玉を入れると目を見開き、その日に起きた昭和の出来事を語り出す。東京スカイツリーを頭に乗せた「平成バンクマン」は平成の出来事を話すのが特徴。山手線の車両を再現した作品は、コインを入れると同線内回り全29駅(発売当時)のアナウンスと23駅の発車メロディーが流れる。

 幅と奥行き、高さがそれぞれ50センチを超える同館で最も大きな招き猫の貯金箱があれば、その隣には1円玉さえも入らない最も小さな地球儀の作品も並んでいる。約1年にわたる記事をまとめたファイルもある。

 同館の見通(みとおり)勉館長(65)は「記事を確認しながら貯金箱を見ることで、新たな発見があるのでは」と話す。無料。午前10時~午後4時。月曜と祝日休館(土・日曜日と重なる場合は開館)。同館TEL06・6413・1163