優勝を決めて喜ぶ鳴尾東ビクターズのナインら=甲子園浜野球場
優勝を決めて喜ぶ鳴尾東ビクターズのナインら=甲子園浜野球場

 神明あかふじ米・第38回県ジュニア軟式野球選手権大会(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)の阪神ブロック大会は23日、甲子園浜野球場(西宮市甲子園浜2)で最終日を迎え、決勝など4試合が行われた。決勝は鳴尾東ビクターズ(西宮)が成徳イーグルス(尼崎)を3-0で抑えて優勝した。3位の宝塚野球クラブ(宝塚)を含む上位3チームが、8月1日から神戸市須磨区のG7スタジアム神戸などで開かれる本大会に出場する。(潮海陽香、金松亜衣)

■鳴尾東ビクターズ優勝 3投手、無失点でつなぐ

 決勝は、準決勝を四回コールドで勝ち抜き、勢いに乗る鳴尾東ビクターズが接戦を制した。

 二回、先発した倉田大駕投手(6年)が三塁打を放つと、尾崎太一選手(6年)も三塁打で続き先制した。三回には、二塁打で出た走者を確実に進め、1点を追加した。北山楓唯(かい)主将(6年)は「少しでも走者を進めようとする意識が良かった」と振り返った。

 投げては、3人の投手が無失点でつないだ。2番手で登板した梶本健太投手(5年)は準決勝で完全試合をした勢いそのままにマウンドに上がり、「打たせて取る投球を意識した。本大会でもチームを勝利に導く投球がしたい」と意気込んだ。

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■準優勝の成徳 打撃磨き本大会へ

 「絶対に勝つ」と気合を入れて臨んだ成徳イーグルス。「チームを引っ張る投球」を意識した主将の知念玲央投手(6年)が、猛打の鳴尾東打線を3点に抑える好投を見せた。

 3点を追う五回、山岡洸貴選手(6年)が二死から三塁打を放ち好機をつくるも、続く打者が三振に倒れ、あと一歩及ばず力尽きた。

 知念主将は「本大会ではチーム一丸となって絶対優勝したい」と語り、山岡選手は「犠打が好機で決まらなかったのがチームの課題。本大会までに打撃練習を頑張りたい」と前を向いた。

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■宝塚、好機つかみ3位 笹原、先制リード守れず

 3位決定戦は宝塚野球クラブがチャンスを確実につかんで点を重ね、本大会出場の切符を勝ち取った。盗塁などの活躍を見せた本田歓大(かんた)選手(6年)は「本大会に進むことができて、うれしい」と笑顔を見せた。

 一回に2点の先制を許すも、三回に鈴木駿太選手(6年)が二塁打を放ち、同点に追いついた。勢いそのままで五回、先頭打者の小林光選手(6年)の中前打をきっかけに6点を追加する猛攻を見せ、コールド勝ちした。

 谷幹太主将(6年)は「全体的にエラーが少なく、二回以降は0点に抑えられたことが勝利につながった」と振り返った。

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 笹原ライオンズは、一回に2点を先制するも、その後の相手の攻撃に守備を崩された。

 一回、先頭打者の森田裕介選手(6年)が内野安打で出塁すると、浜口達暉主将(6年)が三塁打を放つなどして、一挙に2点を奪った。しかし、三回以降は失点が重なり、逆転を許した。

 浜口主将は「練習でやってきたことを出し切れず、悔しい。バッターを見て守備位置を変えるなど工夫し、今度は優勝できるように頑張りたい」と気持ちを新たにした。

【準決勝】

笹原ライオンズ(伊丹)  0000=0
鳴尾東ビクターズ(西宮) 4411×=19
(4回コールド)
(笹)西田、浜口、石川、浜口-森田
(鳴)梶本-中村
▽三塁打 上田、倉田、尾崎(鳴)▽二塁打 倉田(鳴)

成徳イーグルス(尼崎) 103110=6
宝塚野球クラブ(宝塚) 100200=3
(成)井出-南
(宝)上田、谷、原田-本田
▽三塁打 越智、知念2(成)▽二塁打 鱸(成)重藤(宝)

【3位決定戦】

笹原ライオンズ 20000=2
宝塚野球クラブ 10116x=9
(5回コールド)
(笹)森田、石川、浜口-石川、森田
(宝)鈴木、谷-本田
▽三塁打 浜口(笹)▽二塁打 鈴木、上田(宝)

【決勝】

成徳イーグルス  000000=0
鳴尾東ビクターズ 02100×=3
(成)知念-南
(鳴)倉田、梶本、岡田-中村
▽三塁打 山岡(成)倉田、尾崎(鳴)▽二塁打 河野、尾崎(鳴)