兵庫県姫路市中心部から車で約20分。豊富町御蔭の横山(標高約90メートル)の頂上に展望台が新たにお目見えした。「かつては地元でも忘れ去られた場所だった」という横山の潜在的な魅力に、豊富台自治会会長の上村俊夫さん(70)ら住民たちが着目。4年かけて木や雑草を伐採し、登山道やベンチなどを整備した。姫路城や小豆島を見晴らせる展望台を訪ねた。(成 将希)
「地域のみんなが喜ぶことがしたい」。2020年、自治会長に就いた上村さんはそう思いを巡らせ、目を付けたのが横山だった。
豊富台の住宅街が山を切り開いて造られたのは50年前。当時、横山には周辺地区に水を供給する貯水槽が唯一立ち、「月に1回、水道局の職員が点検に来るだけだったんです」























