水浴びをするセイタカシギの父親(左から2番目)と幼鳥たち(6月30日、三木敏史さん撮影)=姫路市網干区
水浴びをするセイタカシギの父親(左から2番目)と幼鳥たち(6月30日、三木敏史さん撮影)=姫路市網干区

 優美な姿から「水辺の貴婦人」とも呼ばれるセイタカシギのつがいが、今年も兵庫県姫路市網干区のレンコン畑に巣を設けた。農家や愛鳥家らが見守る中、3羽の幼鳥が成長し、無事に飛び立った。セイタカシギの繁殖が見られるのは国内ではまれだが、同区では2020年以来、同じつがいが、ほぼ同じ場所で繁殖を重ねている。(藤本賢市)

■夜間の抱卵も記録、オスとメスが交代していた