手術用ロボットを操作する甲斐恭平医師(提供)
手術用ロボットを操作する甲斐恭平医師(提供)

 腹部手術の中でも難易度が高いとされる膵頭(すいとう)十二指腸の切除を、ロボット鉗子(かんし)を用いて行う「ロボット支援下膵頭十二指腸切除術」が、姫路赤十字病院(姫路市下手野)で行われた。県内では3院目で、播磨地域では初めて。これまでの方法に比べ、小さな切開で済むため、患者の回復が早いといい、今後の普及が期待されている。(藤本賢市)