児童を前に、夜間中学に通う楽しさを話す森沢留雄さん=手柄小学校
児童を前に、夜間中学に通う楽しさを話す森沢留雄さん=手柄小学校

 子どものころ、家業の漁を手伝うため、満足に学校で勉強できず、今は夜間中学校のあかつき中(姫路市市之郷町2)に通う森沢留雄さん(75)=同市広畑区=が、手柄小(同市延末)6年生87人を前に講演した。森沢さんは「学校は勉強をするだけのところではなく、いろんな人がいることを知るところ。いろんな人と話をしてほしい」と訴えた。(後藤亮平)