姫路空襲の体験や戦中、戦後の暮らしについて語った川嶋雄介さん=姫路市平和資料館
姫路空襲の体験や戦中、戦後の暮らしについて語った川嶋雄介さん=姫路市平和資料館

 太平洋戦争の体験者らが語る講演会「戦争の記憶を聞く会」が、姫路市西延末の市平和資料館であった。「-聞く会」は同館が開館した約30年前から続く講演会で、年4回程度開かれる。7歳の時に姫路空襲に遭った川嶋雄介さん(88)=同市元塩町=は知人の勧めを受け、11月の回で初めて語り部を担った。「爆撃の音や、走り逃げた恐怖が忘れられない」と振り返り、参加者に平和の尊さを訴えた。(真鍋 愛)

■「戦禍の悲惨伝えたい」願い込め

 1945(昭和20)年6月22日と7月3日深夜から同4日未明にかけての姫路空襲では、米軍による爆弾や焼夷(しょうい)弾の投下で市街地が壊滅的な被害を受けた。川嶋さんは、6月の空襲は元塩町の自宅の防空壕(ごう)で難を逃れたが「爆撃の音、地響きのような音が非常に怖かった」と語る。