読者プレゼントするタマキニイメのショール(tamakiniime提供)
読者プレゼントするタマキニイメのショール(tamakiniime提供)

 土曜朝刊で連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」で、主人公のオス猫マルが西脇市を冒険しているのに合わせ、同市の播州織ブランド「タマキニイメ」は、マルをイメージしたショールを贈る「真夏のプレゼントキャンペーン」を実施する。

 4月に始まった兵庫編第2部「マルの真夏のプレゼント」では、西宮市で出会った少年ケンタを励ますため、勇気の出るストールを求めて旅を続けている。物語は、豊岡市の猫立芸術文化観光専門職大学で「表現」について学んだマルが、いよいよ播州織の工房がある西脇市へ入ったところ。

 マルが立ち寄った播州織の工房に「タマキニイメ」代表、玉木新雌さんを想起させるネコのデザイナー「ニーメ」も登場することから、今回の共同企画が実現した。

 プレゼントするショールは、マルの巻いている「青」を基調にしたものと、ニーメが手渡した赤を基調にしたものの計5点。いずれも長さ180センチ、幅105センチの一点もので1万3200円相当。柔らかな質感と手触りが特徴だ。同社広報は「身につければマルのように、冒険に出かけたくなるはず。一緒に兵庫を盛り上げたい」としている。

 応募は30日までに、専用フォームに希望の賞品、住所、氏名、年齢、電話番号などを記入。神戸新聞NEXTの「愛読者コース」か有料会員の登録が必要。応募多数の場合は抽選。問い合わせはメールで。hyogo‐debunekochan@gesso.jp

(前川茂之)