自作ロボットの動きを見守る子どもたち。チェックポイントを通ると審判の旗が上がった=やしろ国際学習塾
自作ロボットの動きを見守る子どもたち。チェックポイントを通ると審判の旗が上がった=やしろ国際学習塾

 自作ロボットの性能を競う「第2回北はりま稲刈りロボットコンテスト」が26日、加東市上三草のやしろ国際学習塾で開催され、小中学生15人が計18台の機体を相棒に挑戦した。ロボットはプログラムに従って自律走行するタイプで、想定通りに動くとは限らず、大会中にも調整を重ねる即応力が勝敗を分ける。真剣なまなざしで機体を見守る出場者と、声援を送るギャラリーで会場が白熱した。(岩崎昂志)

 同市内でプログラミングクラブを運営する勝田憲弘さんらが企画し、有志の実行委員会が主催。酒米どころの北播磨らしく、会場には稲刈りをモチーフにした3・6メートル四方のコースが特設された。

 制限時間3分で、稲穂に見立てて置かれたピンポン球を持ち帰った個数やタイムを競う。ロボットの種類により「車輪」「歩行」の2部門があった。